はい、おやびんです!!
私が好きな武道で合気道があります。
合気道は、開祖・植芝盛平翁先生が日本伝統武術の奥義を究め、さらに厳しい精神的修養を経て創始した現代武道です。 合気道は相手といたずらに強弱を競いません。 入身と転換の体捌きと呼吸力から生まれる技によって、お互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ね、心身の錬成を図るのを目的としています。
そんな合気道に出会ったのが私の高校生時代でした。
当時、男子校の高校生だった、私はそんな活発な方ではありませんでした。
どちらかと言うと陰キャで模型を趣味にしてた位です。
昭和の男子高校生は血気盛んで、クラスのほとんどが格闘技に夢中だった、そんな時代でした。
そのため、その当時隠キャだった私は実験材料としては格好な窓だったんですよね。
さすがにこれはまずいと私も思いまして、何かを始めなければこのままだと思ったんです。
そこで、自分から攻撃をするのではなく、身を守るための護身術としての合気道を始めたんです。
私が通った合気道の道場は普通、型稽古や約束組み手が多い、練習方法だったりするのですがより実践的な稽古が多い道場だったんです。
正直、初めはびっくりしました。
合気道のイメージは、女性や子供も楽しく明るく学べるそんなイメージだったからです。
入って、数日間はみんな優しかったのですが、慣れてくると次第に実戦的な稽古が行われるようになってきました。
合気道でずっと学ばれている方が多い中で、私の通った道場では、空手や柔道などの経験がある人が多かったため、合気道でありながら柔道や空手のこともその方々から教えていただきました。
それは高校に戻ったときに、他の格闘技が好きな相手にするときに実戦的な技術として大変役に立ちました。
今でも、格闘技の真似事をしているのですが、空手テコンドーキックボクシングなどといろいろ学びましたが、その中心にあるのはいつも合気道の流れでした。
相手とぶつかり合うことなく、相手の流れをいなし技をかける。
この考え方は、今の社会人での私の考え方も深く関係しています。
仕事をしていると、いろいろな摩擦などにぶつかっていきます。
そこで角を立てて俄を通すよりかは一歩引いて、相手の言い分を聞き、自分の意見をきちんと言える。そんな流れを作ることが今の社会の中で必要なんではないのかなと考えています。
高校生の頃からいろいろ積み重ねてきて今があるのですが、今では合気道に出会えてよかったと心底思っています。