はい、おやびんです。
だれにでも故郷があるのですが私の故郷は奈良県です。
奈良県ですが四方を山に囲まれた盆地の県です。
皆さんは大仏と鹿のイメージが強いでしょうが意外と色々な物があって住みよい街です。
私の住んでいる所は大阪の中心地まで電車で約30分程度着くものの自然豊かな住宅が豊富にあります。
その住みよさから大阪から移住してくる人が絶えない状態で人口は増えつつあります。
住みよさもあります県民性は関西向きです。
自己主張の強い大阪と京都を隣に持つ県ですが協調性と調和に長けた県民性で間を取り持つぐらい働きがあります。
過去には都であった歴史のある街ですがそこら中に国宝級の文化遺産がたくさんあります。
庭を掘ったら古墳が出てくるなんて事もありえます。
そうなると調査や手続きで最悪自分の手元から離れる事も覚悟しなければなりません。
なので奈良県は今一つ開発が遅れているのですがそれ故に良い環境が続いているとも言えます。
私が故郷自慢をするならば奈良県と大阪府との間、県境の生駒山から見下ろす夜景です。
この夜景はちょくちょくネットでは話題になったりします。
今回はあまりたくさんの人に来てほしくないのでどこかは書きませんがそこへ到達する道はかなり険しく国道でも残酷の酷と書いて酷道と呼ばれる場所にあります。
急な傾斜がひどく1台しか通れない細い道が山頂付近まで永遠と続きます。
街灯も少なくライトを消せば真っ暗になってしまいます。
しかも、その山は昔から霊山と言われ大小合わせて100近くの宗教施設があるため怪談めいた話もたくさんあります。
私もそれっぽい感じを受けた事はありますが、このごろは若い男女が怖いもの見たさと夜景の美しさ惹かれてたくさん来ます。
来るのは良いのですが酷道と言われるくらいの場所なので初心者マークやレンタカーで来るのは控えて欲しいんですよね。
二週に一回は警察が路上封鎖にやってきて帰り道を大きく変えなければいけないこともしばしば。
酷道でありますが山頂部に住む人達には生活道路であったりします。
毎日の様に脱輪や事故に近い事が有れば住民は疲弊します。
夜景は素晴らしいし、危険がつり橋効果で素敵な思いでなるのかもしれませんが住んでいる方には配慮して欲しいですね。
生駒山から見る大阪の夜景は格別なものですが住民への配慮や安全性を考えると信貴スカイラインからの夜景が格別ですよ。
是非、酷道を探すよりそちらに行かれた方が安心の体験ができますよ。