Shooting in the field

カメラと銃は親和性のある趣味 そんな感じで色々書いてます。

年末にやってるルーティーンワーク

はい、おやびんです!!

 

年末とお正月は、それぞれの家庭で過ごし方があると思うのですが、私の家では年始年末の境目は、熊野本宮大社に1番祈祷に向かうことです。

 



熊野本宮大社は、和歌山県、田辺市にある熊野三山の1つです。

那智勝浦町にある熊野那智大社、新宮市の熊野速玉大社とともに、熊野三山とされ、全国に約4000社以上もある熊野神社の御本社でもあり、熊野三山を目指す参拝道は熊野古道と呼ばれ、世界遺産にも登録されているので、熊野本宮大社は世界遺産の一部世界なんです。

そんな熊の本宮大社ですが、大晦日の晩から初詣に来る人が賑わっています。

 

それもそのはず、熊野本宮大社では、お正月の1番祈祷に参加したいと思っている人が多くいるのですから。

 

お正月の深夜の12時ですから、気温はぐっと寒くなり、歯がなるほど寒い時間帯が続き

寒さに震えながら、1番祈祷の順番を待ちます。

 

祈祷が始まる前に、太鼓の大きな音が開始の合図を奏でます。

新年の祈祷が厳かに進んで行きます。

そして、宮司の新年の挨拶があり1年が始まるのですが、この後のイベントで毎年元旦の午前2時から午前4時ごろにかけて行われる祭典で開寅祭があります。

 

これは年に1回、普段は入れない神殿の中に入ることができ、宮司が本陣の扉を開き、天下泰平や国家繁栄を祈念します。

その近くに立ち会うことができ、神様との距離が非常に近くなる貴重な時間をお参りすることができるのです。

当然、誰もが入れるわけではありませんが、熊野本宮大社に縁のある方だけが入れるようになっているようです。

私は、毎年、この開寅祭に参加させていただいているのですが、本当に貴重な時間を過ごさせていただいてると思います。

 

この体験がないと1年間が始まらないと、この頃は思っていますが、そういった意味では私なりの1年間の始まりは開寅祭なんでしょうね。

 

この後、凍えるような手で、新年の初日の出を自宅に帰るのが私のルーティーンです。

 

そんな来年の話ももうすぐですね。皆さんも良いお年をお過ごし下さい。