はいおやびんです!!
私は商品の企画から開発を行う部署にいてた為、単純に販売するときに気になる事を書くって気持ちにならないんですよね。
商品を企画するときに一番先にイメージするのがそのアイディアの商品がいくらで売れるかです。
お客様がその商品をいくらくらい買うか、ライバルがどの辺でどうやって売っているかを意識しています。
そしてその値段が基準にモノを作り始めるのです。
直接売るのか、代理店販売を考えているのか、売り方一つで原価が変わってしまうのです。
企画して実際に機能的に優れているもの、デザイン性に優れているものと拘りが進めば進むほど原価が高くなってきます。
すると、間に入る問屋や代理店が入るほどエンドユーザーに届くころには販売価格が高くなってしまいます。
そのため、最初に目標にしていたターゲットプライスから外れお客様の目から離れていく事になります。
じゃぁそうならない為にどうするかですが、ロット数の調整です。
作る時に数が多いほど1個に対して値段が下がります。
金型をその都度にセッティングするなどの時間や労力が軽減されるからです。
しかし、このやり方は諸刃の剣でもし売れなかったら大量の在庫が残るからです。
新製品の初期ロットを増やすのはなかなか度胸のいる事なんですよ。
少し違う話かも知れませんんがクラウドファンディングを利用するのはそういったリスクを回避できるなんです。
世に出ていない商品を先にお金を出し合って応援するのがクラウドファンディング。
そのためある程度のロット数を予想できるのです。
私も挑戦し3回成功させたことがあります。
話しは元に戻しますが値段の設定はそれほど大事なんです。
安く着ければ足元を見られ軽んじられますし、ブランド力が無く高価格のモノは見向きもされません。
そこでロット数を考える前にデザインを手直しします。
複雑なデザインでは金型が多くなってしまうのでシンプルに手直し、材料が高品質であるならばオーバースペックにならない様にグレードを下げるなどとありとあらゆる方法を試します。
上手くいった思ってもタイミングが悪いと円安の影響で材料費が高騰したりします。
企画開発の商品は販売するときに一番大事な事を考えるのではなく、その商品が開発される時に一番大事な事は決まっているのです。
販売価格はの設定は一番大事やとおもいますよ