Shooting in the field

カメラと銃は親和性のある趣味 そんな感じで色々書いてます。

仕事の流儀

はい、おやびんです。

 

私が勤めている場所は、ものづくりの街東大阪です。



市内の80%以上が10人に満たない、小企業の会社がほとんどなんです。

 

ほんとにね、東大阪の街中で社長って声かけたら、何人もがこっちを振り向いてみたりします。

それほどね、仕事にこだわりを持った人が多い街でもあります。

社長じゃなくても、職人と言う立場で、自分の仕事に気概を持ってる人も多いです。

 

もうね、営業やってたらね。すごいやりにくいです。(笑)

ですけどね、東大阪には、そんな街だからこその特徴があるんですよ。

一般的にライバル会社は競い合うことあっても、協力し合うことってママないことが多いじゃないですか?

 

東大阪では、小企業が多いために、大きな仕事が入ったときに、ライバル会社と協力しあって、大きな仕事を成し得たり、難しい仕事があったら、隣の会社に相談に行き「うちでできないけど、できるとこ紹介したる」→「こことここはできるけど、この部分はあの会社の方が強い」などと横の連携で大きな難しい問題を解決していくことがたくさんあります。

 

自分の会社が弱い存在だからこそ、できることだけをやるのではなくて、お互い協力しあって物事を進めていくと言うそういうやり方があるのです。

 

ですので、私が小学校の特別授業で子供たちに教えていることがあります。

 

小学校6年生の生徒さんには、君たちは転校生徒の中でお手本になるべき存在です。次の中学校では大人になるための準備をすると言う事実が待っているんですよ。

何を準備したらいいと思いますか?

 

1つ目は嫌だと思うけど、勉強は必ずしてください。

勉強をたくさんすると言う事は、後々の選択肢が増えると言うことです。

 

2つ目は、自分自身で解決できないことがこの後たくさん出てきます、その時、頼れる友達をたくさん作っておいてください。

 

助けを求める事は格好悪いことではありません。

苦手な事は友達に頼りつつも、友達にはピンチの時は自分が勉強したことで相手を助けてあげればいいんです。

 

1人より2人、2人より3人とつながっていくことで大きな力になるのです。

 

仕事の流儀と言うと、大げさかもしれませんが、何気ない助け合いの精神こそが私の仕事の流儀なんです。それは東大阪の街中で仕事をしていく上で培われていったものなんですよ。