はい、おやびんです。
最近の趣味ですか?
サバイバルゲームと言いたいところですがサバイバルゲームは永遠の趣味です。
では近頃なんですかと問われると釣りです。
意外かもしれませんが釣り楽しいです。
ただ釣りにもたくさん種類があるのですが最近ハマってるのは団子釣り、別名紀州釣りとも言います。
狙う魚は黒鯛、真っ赤な真鯛と違って真っ黒な鯛です。
自宅をまだ暗い中出発して漁港に朝早くつきます。
それを船で沖合の筏まで渡してもらいます。
釣り方は短めの柔らかい竿を使い、餌を着けるのですが変わっているのはこの餌を包む様におにぎりほどの大きさの撒き餌で包み込むのです。
本命の餌の周りに撒き餌を握りこむ事で団子の様になり、おもりの代わりをしながら水深20メートル下まで落ち込んでゆくのです。
和歌山の海の魚影は濃く様々な魚が釣れます。
五目釣りの様で本命の鯛には中々あたりません。
そこは餌を変えたり水深を変えたりと作戦を変えて行きます。
柔らかい穂先が小刻みに震えるのを少しの我慢していると瞬間大きく穂先が沈み込みます。
その刹那、手のひらを返し竿を跳ね上げます。
この瞬間がたまらない。
筏の上で仲の良い友達とビールでも飲みながらくだらない話をしながら過ぎていく時間の合間に魚との駆け引きが入って来る。
夏の暑さの中でビールを飲みながらの釣りは日焼けで真っ黒になるのですがやめられない。
しかし、あまり釣れすぎても面白くない。
全く釣れないよりいいですけど、釣れすぎると単なる作業になってしまい面白くないんです。
釣れるか釣れないが分からないぐらいが丁度いいのかもしれません。
もちろん釣った魚は美味しく頂くのが当たり前です。
釣った魚は翌日には刺身や煮つけにして食べます。
ただ五目釣りなので食べれない魚も釣れたりします。
河豚にゴンズイやたまにエイなんかも、こんな食べることが出来ない魚を私達は外道と呼んでいます。
外道は本命が来る前にすごく釣れたりします。
もう何度も何度も釣れるので学習能力の無い同じ魚が釣れているのでは無いかと思ったりしますがそれでも本命の黒鯛が釣れると嬉しさが勝のでやめられません。
ですが決して必ず釣れて帰るわけではありません。
たまに坊主といい全く釣れないときもあります。
そんな時は帰りのスーパーで切り身を買って奥さんに釣ってきたと言い張ります。
半分は呆れながら無事に帰ってきた事を喜んでくれるので今度こそは大きい魚を釣りたいと思うのです。
皆さんも如何ですか?