はい、おやびんです。
今回は新しい発見を探しにインテックス大阪に来ています。
どちらも新しい発見がありそうな臭いがします。
今回はKENTEN建築材料・住宅設備総合展示にやってきました。
ドアノブから住宅の基礎や建築現場のサポートまで建築と住宅のありとあらゆるサービスがここに詰まっています。
その中でも活気があるのかチーム東大阪のブース。
東大阪は町工場の街ではありますが、それだけでなく職種を選ばぬ中小企業の街でもあります。
今回は建築関係とクリエイティブデザイナーとかがコラボし、
建築関係の素材を使いながらデザイン性を重要視しインテリアなどの商品に形を変えてアプローチしています。
建築関係にある質実剛健な強度性が高い素材を生かしながらも柔らかなデザイン性と組み合わせる新しい取り組みが目を引きます。
昔は磨りガラスにシンプルなデザインが入っていたりしたものですが今ではなかなか目にかかる事はありません。
そんな磨りガラスに独自技術によるカラーリングでデザインされた窓ガラスが展示されています。
古いものを復活させるだけではなく、新しく進化させて新たな市場に切り込んでいく、攻めの姿勢がとても好感が持てます。
東大阪市の良いところは異業種による交流が盛んな事でもあります。
あれっ、なんでこんなところにこんな展示があるの、というくらい様々なコラボによる目新しい展示があるんです。
建築関係のブースの片隅に立体映像の展示がありました。
写真ではわかりにくいでしょうけどテンキーが空中に浮きあがってあるんです。
とまぁそこまではよくある立体映像なんですけど(それはそれですごいと思うんだけど)
この立体映像は実際に、キーの場所に指を持っていくとキーがきちんと反応するんですよ。
さすがに物理的な感覚はないんですけど、あたかもキーボードに直接打ち込んでいるようなダイレクトの反応があります。
立体映像に簡易的ではあるんですけど触れることができるって凄くないですか?
この技術は考えようによってはものすごく幅広い応用性があると思います。
パソコンのキーボードがなくなったり、腕時計のような端末を持ち歩けばパソコンのモニターやキーボードがその中に入ってるってことも起こり得るんじゃないかと妄想が止まりません。
これからは5G等のインフラ整備やコロナによる影響でこういった技術はものすごい勢いで進化していくんでしょうね。
このほかにも展示会場では多くの技術が所狭しと並んでいました。
多くの展示スタッフと話をしてきましたが、自分の技術がどのように生まれてきたのかと聞くと誰1人としてネットで調べたと言う人は言ってません。
ネットで検索しても過去の技術は出てくるのですが新しい技術を見出せるわけではありません。
過去の技術を理解した上でよりよく組み合わせたり他人との会話の中でのひらめきから新しいものができたりするのです。
それは知識ではなく知恵だと思います。
今回の展示会はそんな知恵がたくさん詰まった展示会でした皆さんもよければ展示会に足を運んでみて下さい。