はい、おやびんです。
普段は製品開発に携わっているおやびんですがコロナが蔓延する前は小学校にものづくりの体験教室に参加していました。
子供達に東大阪のものづくりのことを知ってほしくて準備してきました。
今回は磁石がどこにあるか探知できるマグネットビューアーと言う探査シートを使ってルーペを作ってもらいます
名刺大の紙を2枚とマグネットビューアーを使って、自分達が作ってそれを買ってもらえるような商品を作ることを意識して貰いました。
教えるときには私が商品開発で大事にしている3つの条件を意識して作ってもらうようにしました。
それは
1使い勝手が良いもの。
作ったものが使いづらかったでは意味がありません。
ニーズを満足させた上で簡単に使えるものその商品の開発を目指してます。
2頑丈であること。
せっかく買ってもらったものがすぐ壊れるようではこれも意味をなしません。
長く使っていただけるような壊れにくい商品開発が必要です。
3かっこいいもしくは可愛いものであること。
せっかく買ったものが機能だけの味気ないものでしたらどうでしょう?。
持ってるだけでウキウキするような他の人から見られてそれどこで買ったの?と言ってもらえるような商品が理想です。
1使い勝手が良いもの
2頑丈である事
3かっこいいもしくは可愛いである事
子供達にはそれだけ伝えて後は自由に作ってもらいます。
大人が思ったものよりはるかに柔軟な商品が出来上がってきます。
実はこの時子供たちにはおやびんのことを社長と呼びなさいと言ってます。
(本当は課長なんですけど)
出来上がった商品を3つの基準に照らし合わせてチェックして合格ならば報酬として磁石を手渡ししています。
雑に作られたものは返品です。
(品質は大事ですよ)
小学校の授業ですから時間が決まってます。
そこで時間内に商品を作りあげる、納期ってことを学んでもらいます。
授業が終わってもチェックをしてほしいと行列を作る子供達。
この中から将来、技術者や開発にたずさわる子供たちが出てくれば嬉しいです。