Shooting in the field

カメラと銃は親和性のある趣味 そんな感じで色々書いてます。

カメラ初心者には基礎が大事 撮る写真はカメラ任せな私がメーカー主催のフォトスクールに参加してきました(LUMIXフォトスクール)『基礎実践編』2020年 2月

さて前回は

 

カメラ任せの記録のような写真ではなく、自分でこんな写真を撮りたい!!

 

自分の意志でイメージした写真が撮れるように、基本を学ぶためメーカー主催のフォトスクールに参加する事にし、LUMIXさんのホームページからLUMIXフォトスクールを申し込みました。

 

そして今回は

LUMIX使いこなし講座『基礎実践編』

 

 

コムロミホ今回の指導して頂くのは前回に引き続きコムロミホ先生です。

 

 何冊も本を出されていて、初心者に分かりやすい説明をして頂けると定評のある先生です。

 

こういう写真てどう撮るの? (上達やくそくBOOK)

こういう写真てどう撮るの? (上達やくそくBOOK)

 

 この本はお勧めです。

カメラを買いに行ったが店員さんに何を聞いていいか分からないし

質問したい内容が湧いて出てこないなんて超初心者から、

私みたいに始めたけどすぐ挫折して今更聞けないなんて人にもお勧めです。

 

今回のセミナー内容と多く被るところがあり、セミナーの前に少し予習な感じで目を通すと理解度もグッと深まりますよ。

 

午前中のセミナーの流れは技術的な説明があり、実際に主催者側が用意してくれた展示物を撮影比較しながら話が進みます。

 

これは初心者の方は是非受けられる事をお勧めします。

 

www.oyabi-n.com

 

午後から、おさらいを含めた技術的なお話から始まりましたが午前中とは違い、現場ではこうなりますよ的なお話が多かったです。

 

こんな写真を撮りたい時はこんな技術を使いましょう、じゃあ室内で試しにやってみましょうな感じで進みます。

 

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写真はシャッタースピードを変え、 ブレを利用した写真を撮る時のものです。

 

実際にどのような状況でどんな技術を使えばこうなりますよと先生が見本を示し、それを参加者が実際に室内で撮影します。

 

Sモード・Aモードを使い分け綺麗なボケの演出と、撮り方やブレを利用した演出など、「そうそうこういうの撮りたかったん!!」ってなります。

  

メーカー主催のセミナーの良いところは、自分の持ってる機種で指導してくれるところです。

 

ユーチューブや雑誌ももちろん良いのですが、参考にした情報の機種が自分の機種と違ったりしますと微妙に操作や出来る事が変わるため、理解しづらい点もあります。

 

ある程度、技術的にも自信がつい来たところで外へカメラを持ち出して実写となります。

 

この日はあいにくの雨だったのですが、雨の日には雨の日の視点があるとのことでコムロ先生に引率されながら外に出ます。

 

セミナー参加者は思い思いの被写体を探しに散らばりますが、要所要所にスタッフがいますので操作を忘れてしまったや、思い通りにいかな場合は気軽に問題を解決が出来るのも嬉しいです。

 

自身が撮影するときに行き詰ってその都度、YouTubeで調べるなんてシャッターチャンスを逃すし時間がもったいないでしょう?

 

大体1時間を目途にセミナー会場の周りを散策します、雨のせいで動ける箇所は制限され、被写体もなんだか被り気味。

 

自然と似たような被写体に群がるか、コムロ先生の周りに生徒さんが集まります。

 

コムロ先生はセミナー生と同じ目線で被写体ごとに今日教えた技術でこんな風に写りますとお手本を示してくれます。

「なるほど、こんな時にこう使うとこんな風に仕上がるのか!!」

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室内で学んだ基礎に加え、実写での応用が加わることで参加者の視点も変わります、コムロ先生を中心に集っていた輪が最後の方は思い思いに被写体を追いかける様になっていました。

 

参加者は思い思いに撮影を行い時間が来たのでセミナー会場へ戻ります。

会場については皆さん、ご自身で撮った作品をそれぞれに確認しています。

そこで、ちょっとした提案がありました。

 

時間がもまだ少し早いので、参加者1枚ずつ出して品評しましょうってことになりました。

 

えーーー

 

技術を学んで自己満足できる写真は撮れましたが、他の方に見せるとなると途端に自信が無くなります。

 

参加者の皆さんの中でも自信満々の方から、渋々の方までリアクションは様々。

 

 

皆さんSDカードを近くのスタッフに渡し、参加者の作品が一枚づつ正面に映し出されます。

 

私も出したものの早々と帰りたい気持ちでいっぱいです。

 

が、コムロ先生の品評はその様な不安を打ち払うような物でした。

 

一枚の写真をパッと見て

「うわ~~ステキ」から始まります。

ありがちな社交辞令かとも思えるこの始まりかたですが、撮られた方の意図を組み、

例として技術的な紹介をしていきます。

 

撮影者の自己表現のコメントも聞きながら、なるほどそんな見方でそんな風に撮ったらそんな感じで撮れるんや、関心しきりです。

 

コムロ先生はその上で、こんな風な撮り方をすると、この写真が実はこんな風にも見れますよ、とその写真の持つ意味合いやストーリが変わる事を伝えます。

 

自分が撮った写真が、実はちょっと手を加えるだけでまた違った可能性を持っているなんてすごくモチベーションが上がりますよ。

 

 

通常の基礎実践編では品評は行っていないそうですが、他のセミナーによってはやっている回もあるそうなので参加してみたいですね。

 

まとめ

 

初心者がカメラの事を知りたくてメーカー主催のセミナーは行くのは大正解と思います。

○自分の持っているカメラに沿って指導してくれる。

○実際にフィールドで指導を受けるため、知識ではなく体感で理解し経験として残りやすい

○撮った写真が実際に褒められるとめっちゃモチベーションが上がります!!!

 

カメラ買ったら→初心者読本で予習→メーカーセミナー→フィールドへ

が、テッパンじゃね?

 

いやね、初心者的な技術を学ぶつもりで来ただけなのに写真って奥が深いって、奥底が見えない沼を見てしまいましたよ。